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本の話し〜「沈黙の春」 2021.02.05
はちみつプロジェクトを始める前にオーナーと、読み直した本です。レイチェル・カーソン「沈黙の春」。60年以上前の本なのですが、その頃から叫ばれていた農薬乱用による環境破壊。半世紀以上経っても、残念ながら、私たちはこの問題を抱えたまま解決できていません。
昨年は異常気象で果物は受難の年でした。杏・梅、・桃・林檎の被害は顕著で特に杏は、産地で壊滅的な被害状況で十数年来ジャム用の果実を仕入れていましたが、出荷出来ないとの事で一瓶も作れませんでした。こんなことは史上初だそうです。自然界が完全に沈黙する前に、その恩恵に携わる仕事をする上で、ひとつでも出来ることを問うてみたいと思います。